サマーウォーズの家系図が気持ち悪いといわれる真実が闇?

サマーウォーズの家系図が気持ち悪いといわれる真実が闇?

サマーウォーズの公開日・あらすじ・監督などの詳細

サマーウォーズはマッドハウス制作の
日本のアニメ映画です。

2009年8月1日に全国公開されています。

 

キャッチコピー
「これは新しい戦争だ。」
「つながりこそが、ボクらの武器。」

シェチェス・カタロニア国際映画祭
アニメーション部門最優秀長編作品賞
。星雲賞メディア部門を獲得しています。

 

細田守さんの初の長編オリジナル作品で
脚本の奥寺佐渡子さん
キャラクターデザインの貞本義行さん
などの、「時をかける少女」のスタッフ
の多くが引き続き参加をしています。

 

物語の概要
「ふとしたことから仮想空間で起こった
事件に巻き込まれ、指名手配されて
しまった天才的な数学の才能を持つ主人公
が、憧れの先輩やその家族・親戚一同と
ともに世界を危機から救うべく奮闘する
姿を描く」

 

物語の舞台は長野県上田市
城下町の街並みや上田電鉄別所線などが
作中に登場をします。

長野県の上田市には細田守監督の妻の
実家があり、訪れた際に抱いた
「日本の原風景」のイメージを投影する
ことを考えたそうです。

 

細田守さんは当時すでに両親を亡くして
自らも一人っ子だったために、妻の親類の
家族の繋がりに深い感銘を受けたそうです。

 

妻の親類が物語の中核をなす陣内家の
モデルとなっています。

サマーウォーズの家系図が気持ち悪いといわれる真実が闇?

 

 

サマーウォーズで家系図が気持ち悪い
という声がネットで多く見られますが
人気作品にこのような反応があるという
のはどういった理由からなのでしょうか?

こちらからサマーウォーズの家系図を
見ることができます。

物語の肝になる人物の「陣内栄」
おばあちゃんを筆頭に家系図は描かれて
います。

 

陣内栄おばあちゃん
「陣内家の16代当主です。陣内家は
戦国時代から数百年以上続く由緒正しい
家系で、陣内栄さんはひ孫世代まで
取りまとめる、90歳!」

 

顔が広く、政財界まで広がる幅広い
人脈を使って冷静な対応がすばらしい。

サマーウォーズのヒロインが
「篠原夏希」18歳。
剣道部に所属するアイドル的存在の美少女
夏休みに曾祖母である栄おばあちゃんの
誕生日を祝うために、長野県上田市を
訪れます。
しかし、栄おばあちゃんに今度来る時は
お婿さんを連れてくると約束したために
急遽「健二」ににフィアンセ役をお願いする

サマーウォーズの主人公が
「小磯健二」17歳。
数学が得意な高校2年生で夏休みのバイト
では仮想空間OZのメンテのバイトをしよう
と考えていたのだが、夏希に誘われて
フィアンセのふりをして長野へと行く。

サマーウォーズは大人気のアニメ映画で
現在もなおゴールデンタイムにテレビ
放送をされ続けている作品ですが・・・

 

家系図や家族が気持ち悪いといった
意見もあるようです。

気持ち悪いといった意見には
「家族の絆になじめなかった侘助が
話の流れで帰順するのは結局は家族と
仲悪いやつはおかしいという社会通念に
よる刷り込み」

「サマーウォーズの家族のありかたが
古すぎて重すぎて気持ち悪い」

「田舎の大家族にお呼ばれした視点で
描かれていて気持ちが悪い」

「男性だけが戦って女性は炊事や子育て
しかしていない」

という意見をいくつかピックアップ
してみました。

 

問題として皆さんがあげているのは

・家族だから仲が良いのがあたりまえ
・家族は仲良くあるものだ
・田舎の大家族の料理は誰がつくってるんだ
・ジェンダーレスが叫ばれる現在には
適していない
・おしつけがましい

このような気持ちが感じとれますね。

 

サマーウォーズが好きな人も嫌いな人も
どちらも間違っていないのではないで
しょうか。

 

価値観なんてものは一人の人の人生の
中でもコロコロ変わっていくものですし
良いと思うもの悪いと思うものが
みんな一緒だったらそれこそ気持ち悪い

大家族の大変さや家族の問題を抱えて
いる人にとっては苦痛に感じる場面も
多発する。

しかし、孤独な人生を歩んで家族の温もり
を全く知らない人には憧れの家族だったり
と自分のおかれた立場や経験によって
物事というのは全く色を変えて見える
ものだと思います。

ひとつの映画をみなさん深く見て
考えている証拠ではないでしょうか。