潰瘍性大腸炎の
原因とは?
完治する薬とは?
症状から判断する!
潰瘍性大腸炎の原因とは?
潰瘍性大腸炎というのは、大腸粘膜が炎症を起こして
ただれて、びらんや潰瘍を形成します
粘血便や下痢や腹痛などがおこります
世界的に考えると、10代~30代そして50代~60代
という年齢に多くみられるようです
日本人の発症年齢としては男性は20歳~24歳
女性は25歳~29歳となっているようです
しかし最近では40代から60代の発症例も増えて
いるようなんです
平成21年度の患者数はすでに11万人になるそうで
毎年5000人のペースで増加を見せています
比較的に喫煙者の人はなりにくいようです
実は特定疾患に指定されているんです
つまりは難病ということですね
つまりは原因というのが不明なんですね
原因が不明というのは本当にたちが悪いものです
最近考えられる有力な原因としては、「免疫異常説」
細胞などの外敵から細胞をまもるはずの免疫機能が
反乱をおこして、自らの腸を攻撃してしまうんです
攻撃することによって粘膜に炎症がおこって
さらに白血球が異物を排除しようとするので
さらに炎症が悪化していくのです
潰瘍性大腸炎が完治する薬とは?症状から判断する!
現在の段階で潰瘍性大腸炎が完治するということは
かなり難しいようですね
簡単に完治するのであったら、確かに難病にはなりません
現在の安倍晋三首相が以前の首相を退任した理由が
潰瘍性大腸炎といわれています
安倍首相の場合も医学的には完治はしていないそうですが
新しい薬によってコントロールできているようです
その薬というのが、「アサコール」安倍首相にとっては
画期的に効いたようで精神状態もかなりおちついているそうです
病気が発症して40年間で初めて何もないさわやかな
状態のようですね
治療に効く薬というのが個人差があるようなんです
治療には多くの薬が使用されているようです
基本は「5-アミノサリチル酸製剤」や古くからある
「サラゾピリン」
1996年からは「ペンタサ」2009年には「アサコール」
などがあります
このような薬物治療で大半は症状が消えるようなんです
しかし、決して完治ということではなく
寛解ということです。
再発する例もかなり多いようで薬はずっと続ける必要が
あるようです
重症者にいたっては大腸を全切除する必要な場合が
あるようですが、そこまでのことが必要なのは
ごく一部のようですね
欧州の研究では年齢とともに症状が落ち着く患者が
約半数はいるようです
しかし残りの半数の人は、再発を繰り返したり
悪化するといったことになるようです
潰瘍性大腸炎と似た病気
潰瘍性大腸炎のこわいところは発病を見過ごされがちなんです
下痢や血便、腹痛といった一般的な胃腸病と似ているんで
診断が遅れてしまうケースがあるんです
見過ごした末に重症化してしまうと、発病や貧血で急激な
体重減少が起こってしまいます
しかも腎結石や皮膚や目の異常などの合併症を
繰り返してその末に大腸がんを発症することもあるようです
・便がだんだんゆるくなってきた
・血便がある
・けいれい性の腹痛がある
などといった症状がある場合ははやめに医師の診断を
受けたほうがいいようです
似た病気として「クローン病」があげられますが
潰瘍性大腸炎は大腸にのに起こるんですが
クローン病に関しては小腸にも発症します
素人が判断するには難しいので病院に行くことが
良いようですね
では・・・・・
潰瘍性大腸炎にならないためには
難病ということで原因も特定はされていないのが現在ですが
リスクを減らすことはできるんです
生活習慣や食習慣を気をつけることが重要です
・動物性たんぱく質や脂肪の摂りすぎに注意する
ファーストフードやスナック菓子ばかり摂取せずに
魚や野菜中心の食生活にする
・心身のストレスをためこまないこと
規則正しいライフスタイルに習慣的にスポーツをすること
心身の疲労から免疫機能も狂いがちになるからです